*神波をボコった相手は、関口・太田・神原(後に仲間(一応)となることに)。
*高久が取り引きしてたのは、水尾さんと大関。
*成井のアルマーニスーツとワインは、単なる勘で(爆)。
*平山の親友は、あえて誰にも設定なし。
*「ロマネスク」のデザートは、渋谷にあるムッシュ坂井宏行のお店『ラ・ロシェル』で
実際出されていたもの。勿論その時のものなので今はないかもしれない。
*石橋と成井が飲んだオールド・グランダッド114は、二人の地位的なものと
そのオールド・グランダッドの高級品さをリンクさせたくて。
*みきちゃんを襲おうとしたのは、加賀。
*彼女の好きな黒井健。本人に好きな作家聞いてそのまま使用(笑)。そして彼女が絵を
教えてもらっている(後に出てくるバンドでギター弾きながら絵をやってる面白い人)
のは、これもまた本人の永遠のアイドル(笑)(注:実際は絵はやってません)。
*木梨と大原の関係。....分かりますね。
*成井が理恵ちゃんにあげた本は、私が中学時代に友達に勧められて読んでとても
感動した本。うっかり(どこがうっかりだ)学校から持ち出すほど気にいって、しかし
いつの間にか紛失していたが今年になって書店で発見。厳格な父の自己中心的な教育
方針に押しつぶされる小学生・徹が不登校、原因不明の高熱、心の病気から父母とともに
立ち直っていく姿を書いた家族愛とは何かを問う傑作。ひくまの出版より。
*一緒にあげた薄い紙。まあお分かりでしょうが、戸籍謄本てやつですね。
*成井の取得している術は、太極拳とかあの辺てことで。
*成井が半田に飲ませたLSD。これの効能などについては特命リサーチ200Xでやってた
んで本当です(爆)。もちろんその昔、というお話でしたが。
*高久のクーパーは趣味で。別にルパンとリンクさせたわけじゃないよ(笑)。
*成井の持ってるサムソナイト社のトランク。あの、夏の集会パンフにもあった
貴さん(本物)が愛用しているというアレ。実物、すげーカッコよかったんで。
*石橋、成井対峙。喉仏は男性の急所ですね。潰すと死にます。
*小ネタ。ダイアビル。当然ダイアカラーから。
*神波がみきちゃんからもらったポストカードの言葉。
....ええ拝借しましたよ、「無血のRevolution」から。当時聴きまくってたので。
*自らも負傷しながら、大原のために必死で電話しようとする神波。
どうでもいいことですが、電話を探しているのにポケットからはずらずらと
紐で繋がった国旗が手品師のように出て来てしまい、その間に大原は倒れてしまうと
いうギャグも当初私とくまちょの間で出来ていました.....(爆笑)
*世話役河田さん。名前に迷って以前フジテレビのあった河田町から.....(笑)
*ひろ美ちゃんの家、そして成井が昔働いていたバー。鈴木さん家。
スイスイスーのスーさん。お元気なんでしょうか.....(爆)
*星野が本部長を務めていた暴走族・C.A。.....特に意味はないです......(笑)
*二人の共通の友人吉野。そのまんまです。
*小ネタ2。木梨がやられた場所、ホテルセンチュリーと自動車整備工場の前。
.....微妙にリンクってみました。お二人(本物)の元職場。
*何人か出てくるスタッフ名。一応組イメージとかから考えて石橋側は主にフジテレビ
所属じゃない別の会社の方々、木梨組はフジテレビの人間を一応メインにしました。
*浅野の役柄は各所(どこだよ)から喝采された(爆)。
*.....薄い紙は夫婦が最初に提出するアレです.....(小声)
*神波の旅の荷物。各自の持ち物。何だと誰それっぽいかなーっていろいろ考えました。
*最後の歌詞挿入。
サビの部分は♪鐘が鳴ってる 約束の地に〜......と続いたりしているんですが。
鐘が鳴ってるのは平山の胸にであり、神波の胸にであり、メイン登場人物の全ての胸に
鳴り響いている鐘だったりするのです。
成井と平山の関係。
正直言いましょう。その当時は同じスタート地点(いやむしろ成井(本物)の方が先か)
から始まったはずの二人が、仕方ないこととはいえボーカルとしてかなりの差が出来て
しまい、それに対する勝手な私のやっかみから、このような関係にしてたのは事実です。
しかし話が進むにつれてそれがとてもよい味になってしまったんです。
生き方の違う人間としていいものが出来ました。
あの何か遠慮してるような含みのある芝居がかった会話、
あの痛痒いカンジが好きと最初に言ったのはくまちょだったりします(笑)。
私も勿論いいエッセンスとして気にいっております。
ノリノリで打ってたのもあの場面、とも付け加えておきますが。
全員が主人公。
この話はくまちょがふとトップページの一言を言ったことから始まりました。
当然神波ファンと成井ファンの人々が考えたんで、最初は二人がメインでした。はっきり
言って他メンバーはおまけでした。が。全員華を与えなきゃ、ということだけでなく
だんだんと全員にキャラクターが出来ていきました。
誰もが主人公になる瞬間があったと、彼がああでなければこの話は成り立たない、と
いうところが必ずあると私は思っています。中でも話を作りやすく、またそれが
いい話になったのはやっぱり高久誠司その人だったりしますが。
まあ、表主人公は神波で裏主人公成井(と石橋木梨)みたいなカンジになってますな。
そういやジェリーと理恵ちゃんの血の繋がりは、制作途中でないものになりました。
......てゆーか、成井多すぎだろこれ。作者私だから勘弁して下さい.....(笑)
イメージ。
叫びジャケット。髪型も全員あの当時ので。
自分でそのものと思っているのは野猿の本の29ページ・野猿の足あとの写真。
ちょうどメンバーの立ち位置もうまく別れているので。
成井をああいう役柄にしたのも、くまちょが「この成井(写真のサングラスかけて
腕組んでるやつ)人一人殺して来ましたってカンジがする」と言ったからです(笑)。
服装は石橋組は叫びのスーツ。木梨側は野猿の本表紙のアロハ.....って全員そんな訳にも
行かないんで(笑)、まあラフな服装ってことで。ドライレイク出発辺りかな。
あと、一応全員所持する銃がある設定。話には数人しか出てこないですが、設定としては
誰が何か私としては決めてはおりました。
石橋 S&W
M36チーフスペシャル(380口径)CMC製
平山 SIG P228 FBI仕様
成井 COLT FBIスペシャル(ベースM1911
45口径)
シュウ ワルサーPPK
ジェリー グロック199
木梨 S&W
M36チーフスペシャル(380口径)コクサイ製
星野 コルトパイソン
高久 ニューナンブM60
半田 ベレッタ92-F
大原・神波 トカレフT-33
ほとんど私個人の『イメージ』です。暇な方はどっか検索で探してみて下さい。
成井一浩。
基本的には本物の性格とかイメージを踏まえている中で、
ここまで本物と違う設定なのはこの人だけでしょう。
『管理人はこんな成井一浩像を欲しているのか?』と言われた事も
ございました。決してそうではないです。
あくまであの野猿の本の写真からのイメージです。
しかし作中のどこまでもまっすぐな彼は、ある意味私の成井への想いと一緒で
ございまして、それはこっそり裏意味リンクさせてたとこも実はあります。
構想制作約2年6ヶ月。親友同士のちょっとしたネタとして終わるはずが
こんなに長々と続く話になってしまいました。
そんな始まりでしたし、極道とか言いながらも
人間ドラマが主でしたので、テーマというとやっぱそっちになるかと思います。
固いことはあんま言いたくないし恥ずかしいし、
それは話の中からどうにか読み取ってもらえればと思います。
素人ながら精一杯頑張りました。
ここだけのために来て下さってる方もいらしたようですし
会う度に「次は?」と発破かけてくれる方もいらっしゃいました。
途中長く間が空いたりしたこともあったけどなんとか終わりました。
やっとひとつ私自身撤収出来た気がいたします。
つたない文章を御愛読ありがとうございました。
ちなみに私のお気に入りはロマンティック伝説5、Hallelujah、
A BIGMAN UNDERGROUND5、Willing or not。
苦労したのはGoo-gung-gung、
A BIGMAN UNDERGROUND1。とんねるずほんと難しかった。
最後に親友くまちょへ。全てをあなたに捧げます。どうもありがとう。