仁義なき戦いの舞台裏
1、時代背景と物語の舞台
確か初期の頃に何人かからそういう御質問を受けたので。
一応私が好きな70年代から80年代を基本にしています。その割に携帯電話とか
が出てくんのは何故だ、とかそういうのは聞かないで(笑)。
舞台は、私は自分で行ったことがある場所しか書けないので(爆)、そういうとこしか
出してません。ロスと香港は別ですが。ああ、そういやロスは勿論野猿が叫びの
プロモ撮影で行ったんで使ってみましたが、香港は単純に私の趣味でした。その後
ギャッペンゴーで野猿が行ってくれたんでちょっと驚きました(笑)。
メインは新宿歌舞伎町近辺と横浜近辺。石橋組の事務所は横浜の石川町にある
クラブヘブンていうライブハウスがモデル。平山が恋心を抱いた親友の姉がバイトする
喫茶店は都内北部、埼玉県南部にあるOB(オービー)という喫茶店。ほんとに
花瓶か金魚鉢かと思うようなグラス(アレグラスって言っていいのかも疑問)で
ジュースが出てきます。一人分とは思えない量。コーヒーもいい香りだし、結構
長居しても文句言われないし、雰囲気がとてもよくて好きな場所なのです。
ジェリーの妹が入院しているのは聖路加病院(笑)。
星野の女・舞さんのアパートは、新宿の花園神社から歌舞伎町の繁華街の方へ
向かう細い近道の裏辺り。みきちゃんのアパートは新宿御苑の方。全然場所とか
違うやんけとは言うな(爆)。あの辺なんか好きなんですよ。
神波とみきちゃんのデート場所はもちろん花園神社です。
大原が命を落とした取り引き場所の倉庫は本牧埠頭。星野とジェリーの決戦場所は
六本木にあるR-HALLっていうクラブ。跡地とか言ってますが、実際は今もあります。
葬儀場は実はうちの実家の方にある山の中腹(誰も分かんねえよ)。景色がとてもいい
とこなのでなんとなく。
成井の眠る場所は、字の通り真鶴です。伊豆の。私新婚旅行で行ったんですが(爆笑)
景色とかが忘れられなくて。後に野猿の本で成井(本物)が真鶴でイカ釣ったって
言ってたんで勝手に嬉しくなってました(笑)。
ラスト。北海道は北海道です。場所は特定してません。
2、各章のタイトル
分かる方には分かるでしょうが、私の好きな音楽人の曲からとってます。
タイトルや曲から感じるイメージで決めました。歌詞はほとんど気にしていません。
よって歌詞から抜粋したものもありません(一部例外もありますが)。
とはいえ歌詞のある曲が5曲しか(しかもそのうち2曲は『歌』とはちょっと
違うような.....)しかないんですけども(笑)。
一応御紹介。
JIVE
MY REVOLVER 東京NO.1SOUL SET
Blood
Line(フェンスの向こうの星条旗) 浜田省吾
ロマンティック伝説 東京NO.1SOUL
SET
Goo-gung-gung 東京スカパラダイスオーケストラ
Hallerujah THE THRILL
Get
down 野猿
A BIGMAN UNDERGROUND THE THRILL
Willing or not 東京NO.1SOUL
SET
エピローグとして使用/詩人の鐘 浜田省吾
3、野猿以外の登場人物
見覚えのある名前とか風体の方については(笑)後に御説明します。
最初は全然出す気じゃなかったんですけども(てゆーかそもそもこんな長い話に
なるはずじゃなかった)、女性の登場人物など。やっぱこういう話にゃ
女も必要不可欠だろってことで出すことになりました。
恐れながら作者私、くまちょ、他はページでお知り合いになった友人、
お世話になった方に許可を得て名前をお借りしています。
役得な人につきましては、まあフィクションなので許して下さいってことで....(爆)。
それでは次ページでは、細かい部分につきまして自分でツッコんでみたり。